漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
「現在、中学1年生の女の子です。
7年前の幼稚園の時にアトピー性皮膚炎だったのを漢方薬を1年あまり飲んできれいに治していただきました。今回も助けてください。
今病院で起立性調節障害と言われ、学校を2か月あまり休んでいます。
朝は起きれず、昼過ぎて2時ごろ起きて夜も2~3時にならないと寝られません。
寝ても気持ちの悪い夢を見るそうです。
立ち上がって動き出すと立ちくらみやめまいがするそうです。
息苦しくて、息を深く吸えません。脈拍が130もあります。
食欲も少なく、初潮もまだです。何とか助けてください。」とお母さんが話され、お子さんははじっと座っているだけでした。
血液も気力も乏しく、それをアップし安神作用のある漢方薬や納気(息が深く吸えない)し、中医学でいう腎虚を良くする漢方薬、神経を緩和にして質の良い睡眠にする漢方薬を2週間づつ飲んでいただきますと、薄皮を剥ぐようにほんの少しづづ楽になってきました。
今6か月過ぎ、朝起きも徐々に早くなり、食欲も少し出てきて嫌な夢も少なくなり、笑顔も出てきました。
1週間に3日(1日3時間位)登校できるようになりました。
幼稚園だった彼女はもう中学生になっっている。
でもなぜか神経をよく使ったのでしょうね。
こんな症状になってつらかったと思います。
彼女も一生懸命。こちらも一生懸命。
ほんの徐々にですが兆しが見えてきました。
このまま続けていただきます。
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